アリスの不思議なびいどろ 第4話

  • 2019.07.09 Tuesday
  • 14:15

client:毎日新聞社

作・絵 日端奈奈子

2019.1〜2019.3

 

毎日小学生新聞にて
「アリスの不思議なびいどろ」というお話を連載させていただきました。

(毎週日曜日・全13回)

 

 

〜第4話〜

 

「これはついさっき、私が作ったお花よ。
この星ではね、心に思い浮かべたものが
すぐに形になるの」


ほら、とリリアスが手のひらをくるりっ、と
返すと、見たことのない花がぱっと現れた。

 

「アリスもやってみて」
「えー!私にはムリよ!」


思わず言ったけれど、リリアスに
教えてもらいながら、真似をしてみたの。

 

マーガレットみたいな花をようくイメージして
手のひらをくるりっ、と返した。

すると…
 

シワシワの紙くずが地面にぽとりと落ちた。
 

「やっぱりできっこない…」
 

 

そして何気なくびいどろを吹いたら…
 

ディドゥン! ディドゥン…
 

 

なんだかさっきとは違う、おかしな音がした。

アリスの不思議なびいどろ 第3話

  • 2019.07.09 Tuesday
  • 14:08

client:毎日新聞社

作・絵 日端奈奈子

2019.1〜2019.3

 

毎日小学生新聞にて
「アリスの不思議なびいどろ」というお話を連載させていただきました。

(毎週日曜日・全13回)

 

 

〜第3話〜

 

そこは美しい花が咲き、木々の輝きが
まぶしかった。
遠くには神殿のような建物が見えた。

 

気が付くと、夢に見ていたようなドレスを着ていたの。
そこに羽根のついた可愛らしい女の子が現れて…
名前は「リリアス」だって教えてくれた。

 

「アリスの夢って、とっても素敵   !」

 

リリアスは目をきらきら輝かせながら言った。

 

私は驚いて
「どうして私のことを知っているの?ここはどこ?」
って聞いたんだけど
「ここはロッティという星よ。あなたのことは昔から知っているわ」
とリリアスは答えた。

 

でも私の知りたいことはほとんどわからなかった。

アリスの不思議なびいどろ 第2話

  • 2019.07.06 Saturday
  • 11:56

client:毎日新聞社

作・絵 日端奈奈子

2019.1〜2019.3

 

毎日小学生新聞にて
「アリスの不思議なびいどろ」というお話を連載させていただきました。

(毎週日曜日・全13回)

 

 

〜第2話〜

 

ある日、「びいどろ」というガラスでできた宝物を
見つけたの。
外はまだ明るいのに、まるで夜みたいな不思議な
雑貨店で…

 

手に取ると羽根のように軽くて、まるで天使の
ラッパみたい。
「絶対にほしい!」
ずっとためていたお小遣いで思い切ってびいどろを
買った。

そうっと吹いてみると…

 

ティットン…!

不思議な音色とともに、
突然見たことのない
世界が目の前にひろがったの。

アリスの不思議なびいどろ 第1話

  • 2019.07.06 Saturday
  • 11:44

client:毎日新聞社

作・絵 日端奈奈子

2019.1〜2019.3

 

毎日小学生新聞にて
「アリスの不思議なびいどろ」というお話を連載させていただきました。

(毎週日曜日・全13回)

 

 

〜第1話〜

 

ずっと年上のお姉ちゃんの持っている
きらきらしたお洋服やバッグを見ると、
いつもうっとり。
私は、かわいくてキレイなものが大好きな
小学生の女の子。名前はアリス。

 

お姉ちゃんは、デザイナーというお仕事を
しているんだって。
大人になったら、デザイナーになって
色んなものを作ってみたいな。
おしゃれなお店も開きたい!
夢はどんどん膨らむけれど、
私にそんなことができるのかなあ…

 

毎日小学生新聞で連載がはじまります

  • 2019.01.04 Friday
  • 06:03

 

1月6日(日)より毎日小学生新聞にて
「アリスの不思議なびいどろ」というお話を連載します。

 

自分で物語を書き、絵を描いております。
今まで数多く、物語に挿絵を描くという仕事はしてきたのですが
物語を創作したのは、はじめてのことです。
内観し、ふわふわと浮かぶイメージを形にするのは大変難しい作業でしたが、
子どもの頃に夢で見た風景、懐かしいもの、
そして今もなお続く思いを…
私の「今」描きたいものを凝縮しました。
機会がございましたら、ぜひ読んでいただけると嬉しく思います。

 

トリガー

  • 2019.01.04 Friday
  • 05:35

2018.12 ポプラ社/ いとうみく・著
ブックデザイン: 城所 潤

 

いとうみくさんの小説「トリガー」の装画を担当させていただきました。

 

中学二年の音羽と亜沙見は、いつも一緒の親友同士。

ところが姉の死をきっかけに、日に日に様子が変わってゆく亜沙見…。
思春期の少女たちの危うく切実な心を描いた一冊です。

 

「死」という重い事柄を10代の繊細で今にも壊れそうな心で向き合い、

生きている意味に…自分なりの答えを求めていく少女たちが愛しく尊いと思いました。

 

闇の中だからこそ光は灯り、繊細さと大胆さは常に表裏一体である…

という思いに駆られて描きました。

 

こちらは扉絵

 

こちらは原画です。

花怨

  • 2019.01.04 Friday
  • 04:51


2018.11 講談社/ 瀬戸内寂聴・著
ブックデザイン: 緒方修一

 

瀬戸内寂聴さんの名作「花怨」の新装版です。
装画を担当させていただきました。

 

色街で料亭を営む母とは別の家に暮らし、

父親を知らずに美しく成長してゆく奈々緒。

複雑な家庭環境の中でも純粋に愛を求めゆく彼女…
母親に押し付けられて結婚した夫とは心が通じず、

その先には想像を絶する悪夢が待ち受けていた…。

 

コントロール不能と思える人生の中でも、物語のラストに主人公のしなやかな強さと
人生における祝福の光を感じられて安堵しました。
70年ほど前の時代の空気がとても面白く感じられたのですが、装画においては
あえてその時代感は出さずに現代の女性にも通ずるものを表現しました。

 

こちらは原画

 

 

色々なラフを作成

 

こちらは旧カバー。

装画は横尾忠則さんとリサ・ライオンさんの合作。

何とも言えない女の情念が伝わってきます…!!

 

イラストレーションファイル2018&小説すばる挿し絵

  • 2018.04.17 Tuesday
  • 23:38

発売中の「イラストレーションファイル2018」(玄光社)に
掲載させていただいております。

 

同じく発売中の小説すばる5月号(集英社)にて

彩坂美月さんの短編ミステリー「悪いケーキ」の挿し絵を
担当しました。
なぜか苺のデコレーションケーキがものすごく嫌いで食べられない主人公。
ゾクゾクするような展開に夢中になってしまった…!!
食べたくないケーキ…の雰囲気を出すよう試みました。


 

 

 

小説すばる5月号より

彩坂美月/著「悪いケーキ」

 

 

毎日小学生新聞 連載小説挿絵を担当しています

  • 2017.12.15 Friday
  • 06:49

 

11月17日より

毎日小学生新聞で連載小説の挿し絵を担当しています。

「ぼくたちは卵のなかにいた」

著者は石井睦美さん。

 

私たちの住む世界とそんなに変わらないけれど

ここは卵の中…

11歳の僕が向き合うことになる

この世界でのある決まりとは…?

 

大人になりかけの少年たちが抱える

心の揺らぎがみずみずしく、

卵の中から展開される世界の独特さに

心惹かれます。

毎回、お話をとても楽しみにしながら描いています。

 

 

もし機会がありましたら

ぜひお手にとってご覧いただければ嬉しく思います…!

 

 

 

クラッチバッグ作りました

  • 2017.09.12 Tuesday
  • 06:44

 

今日のイベントのために商品をいくつか作りました!

こちらはクラッチバッグ↑↑↑

サイズは315×220弌_然覆3,000円〜です。

 

 

まんが巾着も作りました☆↑↑↑

サイズは275×340弌_然覆800円です。

ご旅行のときの洋服入れなどにどうぞ^^

 

 

 

 

◎本日9月12日(火)18:30〜20:30

銀座のクリエイションギャラリーG8で行われるイベントに

出品いたします。

 

詳しくはこちらをご覧くださいませ。

皆さまのご来場をお待ちしております…!

 

 

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